ごきげんよう、えぞしまです。
今年はなかなか読書が捗らず、
夏の読書計画が晩夏から初秋へ持ち越しとなっています。
ようやく読み終わったのが、こちら。
水晶×少年、ということで、注目していたファンタジーです。
水晶と少年といえば、やっぱり長野まゆみを思い出してしまいますが、
また新しい作家を知ることが出来て、ハッピーです。
しかし、
こういう作品に出てくる少年って、
本当の少年じゃないわけですよ。
リアルな小学生って、
言葉遣いとかもぜんぜん違うし、
もっと子ども子どもしている。
鉱物に見惚れる男子小学生はいるはずだけど、
リアリティさはないんです。
で・も!!!
上手な作家はそこをうまく料理して、
非現実な「少年」を描けるわけ。
ここがうまく言ってないと、
「ああ~嘘っぽい『少年』だなぁ~」と感じて、
白けてしまうんだよね。
鉱物の妖精がある日突然見えるようになる…
というグッと来るファンタジー設定があったとしても、
ちょっとのめりこみにくいのだ。
かといってリアリティすぎると、
鉱物ファンタジー少年たちの会話が、
『水曜どうでしょう』みたくなってしまうんだよね。
それは、なんか、ちがうじゃん……。
なので、
そこのバランスをうまく料理してもらいたい感じでした。
とはいえ、
やはり鉱物にハマる少年というのは、
それだけで物語性がありますね。
ミネラルショーのことも詳しいし、
ひょっとして作者も鉱物好きなのかしら???
ちなみに、
作者は元書店員だそうで、
書店員をやって作家デビュー…という、
本好きにはたまらないキャリアを築いておられます。
「鉱物は好きだけど、普段あまりファンタジーは読まない」
という人に読んでもらいたいですね。
普段大事にしている鉱物たちが、今まで以上に愛おしくなるから。
今年はなかなか読書が捗らず、
夏の読書計画が晩夏から初秋へ持ち越しとなっています。
ようやく読み終わったのが、こちら。
水晶×少年、ということで、注目していたファンタジーです。
水晶と少年といえば、やっぱり長野まゆみを思い出してしまいますが、
また新しい作家を知ることが出来て、ハッピーです。
しかし、
こういう作品に出てくる少年って、
本当の少年じゃないわけですよ。
リアルな小学生って、
言葉遣いとかもぜんぜん違うし、
もっと子ども子どもしている。
鉱物に見惚れる男子小学生はいるはずだけど、
リアリティさはないんです。
で・も!!!
上手な作家はそこをうまく料理して、
非現実な「少年」を描けるわけ。
ここがうまく言ってないと、
「ああ~嘘っぽい『少年』だなぁ~」と感じて、
白けてしまうんだよね。
鉱物の妖精がある日突然見えるようになる…
というグッと来るファンタジー設定があったとしても、
ちょっとのめりこみにくいのだ。
かといってリアリティすぎると、
鉱物ファンタジー少年たちの会話が、
『水曜どうでしょう』みたくなってしまうんだよね。
それは、なんか、ちがうじゃん……。
なので、
そこのバランスをうまく料理してもらいたい感じでした。
とはいえ、
やはり鉱物にハマる少年というのは、
それだけで物語性がありますね。
ミネラルショーのことも詳しいし、
ひょっとして作者も鉱物好きなのかしら???
ちなみに、
作者は元書店員だそうで、
書店員をやって作家デビュー…という、
本好きにはたまらないキャリアを築いておられます。
「鉱物は好きだけど、普段あまりファンタジーは読まない」
という人に読んでもらいたいですね。
普段大事にしている鉱物たちが、今まで以上に愛おしくなるから。
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