ごきげんよう、えぞしまです。
だんだん秋めいてきましたので、
夏の読書計画もラストスパートといったところでしょうか。
今年はあまりはかどらなかったなぁ…。
夏の文庫フェアは、
流行りの小説を手軽に楽しめるというところがいいですね。
トレンドを掴むのにちょうどいいんです。
というわけで、
映画化が決定した作品をおさえておこうと思い立ち、
ファンタジーに手を出してみました。
海外の児童ファンタジーなんて、何年ぶりだろう???
主人公は、犯罪一家の末裔アルテミス・ファウル。
若干12歳にして、貫禄十分。
召使のバトラーを従えた、冷酷な天才少年です。
アルテミスが狙っているのは、妖精たちの金塊。
伝説の妖精の書を手に入れ、地下に潜む妖精たちに勝負を仕掛けます。
ところが、
この妖精たちはなかなかのクセモノ。
かつては魔術、神秘的な儀式とともにあったけれど、
現代の妖精たちはITを駆使するハイテク集団だったのです!!!
なんかさ、
もう真面目なだけのヒーローはお腹いっぱいなんだよね。
いつもは普通の少年だけど、
実は王族~とか、英雄の息子~とか。
だから、
こういうダークヒーローをみんな待っていたのかもしれない。
それでさ、
悪の道を進む苦悩とか、覚悟とか、矜持とか、見たいわけよ。
少年が主人公で、妖精で、ファンタジーで…ということで、
『ハリーポッター』シリーズと比較されがちみたいだけど、
優等生はもう見飽きたよね。
いつもは冷酷で残忍な、孤高の天才少年。
だけど時々、12歳の少年の顔を見せる…。
なんていうのに、
これからのロマンを感じますね!
なんか、『ハリーポッター』というより、
『黒執事』っぽさがあるよね。
これも「悪の貴族」の少年だからね。
児童文学なので、
アルテミスと妖精たちの戦いっぷりは、
いうほど深みはないと思う。
ガッチガチの犯罪小説だと話が難しくなっちゃうから。
かといって、易しくしすぎると、
「天才少年のわりにチンケだな!?」となってしまう。
いくらなんでも物足りないんだよ~。
結構バランスが難しいと思う。
でも、この『アルテミス・ファウル』は、
なかなかの着地点を見せている。
人気が出るのも、わかるな~。
これからは、
ヴィランの時代なんだ。
だんだん秋めいてきましたので、
夏の読書計画もラストスパートといったところでしょうか。
今年はあまりはかどらなかったなぁ…。
夏の文庫フェアは、
流行りの小説を手軽に楽しめるというところがいいですね。
トレンドを掴むのにちょうどいいんです。
というわけで、
映画化が決定した作品をおさえておこうと思い立ち、
ファンタジーに手を出してみました。
海外の児童ファンタジーなんて、何年ぶりだろう???
主人公は、犯罪一家の末裔アルテミス・ファウル。
若干12歳にして、貫禄十分。
召使のバトラーを従えた、冷酷な天才少年です。
アルテミスが狙っているのは、妖精たちの金塊。
伝説の妖精の書を手に入れ、地下に潜む妖精たちに勝負を仕掛けます。
ところが、
この妖精たちはなかなかのクセモノ。
かつては魔術、神秘的な儀式とともにあったけれど、
現代の妖精たちはITを駆使するハイテク集団だったのです!!!
なんかさ、
もう真面目なだけのヒーローはお腹いっぱいなんだよね。
いつもは普通の少年だけど、
実は王族~とか、英雄の息子~とか。
だから、
こういうダークヒーローをみんな待っていたのかもしれない。
それでさ、
悪の道を進む苦悩とか、覚悟とか、矜持とか、見たいわけよ。
少年が主人公で、妖精で、ファンタジーで…ということで、
『ハリーポッター』シリーズと比較されがちみたいだけど、
優等生はもう見飽きたよね。
いつもは冷酷で残忍な、孤高の天才少年。
だけど時々、12歳の少年の顔を見せる…。
なんていうのに、
これからのロマンを感じますね!
なんか、『ハリーポッター』というより、
『黒執事』っぽさがあるよね。
これも「悪の貴族」の少年だからね。
児童文学なので、
アルテミスと妖精たちの戦いっぷりは、
いうほど深みはないと思う。
ガッチガチの犯罪小説だと話が難しくなっちゃうから。
かといって、易しくしすぎると、
「天才少年のわりにチンケだな!?」となってしまう。
いくらなんでも物足りないんだよ~。
結構バランスが難しいと思う。
でも、この『アルテミス・ファウル』は、
なかなかの着地点を見せている。
人気が出るのも、わかるな~。
これからは、
ヴィランの時代なんだ。
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