内容紹介

超AI犬バドと共に、相沢の闘病生活開始! 

初期の胃ガンを患っていた相沢は、病院で以前よりガンが進行している可能性をしてきされ、激しく動揺。 
そんな相沢に対し、同居している超AIロボット犬・バドは、AIならではの論理的な指摘で、動揺するより前向きに病と闘うことが重要だと説き、相沢も落ち着きを取り戻した。 
そしていざ入院。相沢はバドを伴って入院生活を開始し…!? 


ごきげんよう、えぞしまです。


AIが日常に浸透したらどうなるのか?
という内容のSF『バディドッグ』。

第3巻のテーマは、
AIがあらゆる労働をするようになったとき、
人はどのようにしてアイデンティティを得るのか?
だと思います。




第3巻序盤で、主人公相沢の病気が進行していたことが判明。
入院することになりました。



胃ガン研究のため、バドは論文を読みまくる。
その数、1日で1万本!!!!!

バドの研究のおかげで、医師に少し突っ込んだ質問もすることができました。
先生もびっくり。



バドを見ていると、医者や学者という仕事すら、人間がやる仕事でなくなりそうな気がしてきます。
この病院の先生は実績がありますが、最初にかかったところは誤診が多かったし。
AIは院内の権力抗争や根回しなど、余計なこともしないですからね。


おまけに病院を観察して、院内にアクシデントが起きそうだと仮説を立てるバド。
AIって論理的なイメージがありますが、データをもとにはじき出しているだけで、
実は感覚的(?と言っていいのか?)に答えを出しているんですね。

ロボットエンジニアの人が論理的に説明を加えてくれるけど(笑)



ここまでされたら、人間がやることは本当になくなってしまいます。



人間から労働を取り上げたら、人間には何が残るんでしょうか。


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(c)細野不二彦/「ビッグコミック」
相沢の隣の患者。入院したら手持ち無沙汰になっています。
ずっと働きづめだった相沢も、1日を持て余すようになります。




ちなみにえぞしま、引きこもり体質なのか、仕事してなくても全然平気なんで、
仕事してないとヒマ、飽きる、という感覚がわかりません!!!


本や漫画を読んで、映画見て、お茶を飲んで。
ブログも始めたので、文章を書きたい。
英語の勉強もしたいし、プログラミングもくずし字にも哲学やアートにも興味があります。

えぞしまは、やりたいことがたくさんあるので、バドじゃないけどずーっと学習していたいわけ。



しかし、みんながみんな、そうではない。



会社に属している人は特に、自分のアイデンティティをどのように保つのか悩むはず。
何するにも、〇〇会社の誰それ、と言われるわけだし。
それがなくなったら、どうしたらいいのかわからないのも当然でしょう。


この疎外感を解消して、アイデンティティを作るには、自分がやりたいことを見つけるしかありません。
自分は何が好きか、何をしたいか、自覚するのです。

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(c)細野不二彦/「ビッグコミック」
相沢は、バドと会話していくうちに自分の「生きる張り」を自覚しました。


エリカも「楽しい家庭をつくりたい」という夢を言葉にしていました。
これはAIにはできない。いい夢ですね。

病院で偶然出会った仲原くんは、ホーキング博士に憧れ、
科学者になって宇宙に行きたいという夢があります。



夢の大きさは人それぞれ。



周りにバカじゃないの、と言われてもいいのです。
むしろ、バカにされる夢の方がブルーオーシャンで実現性がありますよ。
誰もやらないということだから。



相沢も、一ノ瀬さんがお見舞いにきたとき、
新しいサービスについてひらめきました。

一応、一会社人としての発案ではありますが、
入院して子どもたちと触れ合ったのがきっかけでの思いつきです。

最初は、営業マン時代の癖で「ここならこれは売れるかな?」という考え方でしたが、
「こうしたら幸せな人が増えるかも?」から始まる思考回路になりましたね。


最近のスタートアップ企業は、売れるから!という動機よりも、
これがあれば便利になる!という動機に基づいていることが多いと感じます。


エミも、人を支える一心でいたわけですが…。
何やらアヤシゲなセミナーにハマってしまいます。



やりたいことや、生きる張りを見つけることは良いのですが、
これからの時代は、「とにかく情報リテラシーがないとやっていけない」という事実を突きつけてきますね。
生きがいを見つけても、騙されたら意味ないですからね。


ここで頼もしい味方、エミの弟である国明が登場!
とても優秀なSEみたいです。姪っ子にも慕われている!
しかも、いわゆるインフルエンサーみたいです。


国明すげぇ。


バドが集めてきた情報を見て、情報源のヤバさに気づくなんて、
そうとうなリテラシーの高さです。



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(c)細野不二彦/「ビッグコミック」
しかも、相当な人格者。綺麗なオタクだ。



オタクだから自分はモテないと思っている人いますか?
それは大間違い。
性格がサイテーだからよ。


by ソーシャルネットワーク

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)
ジェシー・アイゼンバーグ
2013-11-26





えぞしまは国明を目指します(爆


国明はAI的属性、と相沢に言われていました。
国明のように、学習するのが好きな層というのは多いはず。
いわゆるオタクがそうだろうし、えぞしまもそうなのでよくわかります。

こういう人たちは、AIの登場によって立場がなくなるかというとそうではない。
なんといってもフォロワーが多い、つまりそれなりの信頼を得ているし、多方面に詳しい分自分だけの新しい価値観も生み出せるんでしょう。
だからこそ、人格者たりえるんだと思います。


さらに、情報リテラシーもきわめて高い。
これからは必須のスキルとなるでしょう。


今後は国明みたいな生き方をする人が信頼を勝ち得ていくと思います。





結論

やりたいことや好きなものを自覚しよう!

キレイなオタクを目指そう!




AIが人間の労働をするその時まで、
当ブログをどうぞご贔屓に。