戦争ものはよくわからん…
大尉と少佐と中将、誰かいちばんえらいかかなり迷う…

と、そんな頼りない感じで「銀河英雄伝説 Die Neue These」見始めましたが、
意外と楽しめています。


第3話は、ラインハルトとキルヒアイスの子供のころの話…。
それから、銀河英雄伝説の世界観、これまでの経緯について、ざっくり説明があります。


ラインハルトの姉アンネローゼは、皇帝の寵姫となり皇宮内で暮らしていた。姉の館を訪れるラインハルトに同行することとなったキルヒアイスは、二人と出会った少年時代からの日々を思い返す。そして、当時と変わらぬ笑顔で出迎えてくれたアンネローゼから、これからも弟を見守り、道を誤った時には導いてほしいと頼まれるのだった。



以下ネタバレ含みます。




冒頭で、さらっとこれまでの経緯について説明がありますので
しっかりみておくように!

とにかく、銀河帝国軍は
強そうだしかっこいいし、
ラインハルトみたいな出来る上官もいるけれど、
基本的には独裁国家ってことです。

独裁国家は、トップが優秀で意識高いと
国民にとってはめちゃくちゃラクですが、
そうは問屋がおろさない笑

やはり貴族による政治には限界があるようで、
癒着やら身贔屓やら何やら、ドロドロ腐敗しているみたいです。



今回は、ラインハルトとキルヒアイスの絆の深さがテーマになっています。



冒頭、ラインハルトの就任式典。
懇親会ではさっそく噂話。
いい年したおっさんでも陰口叩くんですね笑


キルヒアイスに、声をかけたのはオーベルシュタイン。
生まれつき目が良くないみたいで、義眼が妖しく光ります。艶っぽい声といい、無駄にセクシー。
ラインハルトがやってきて、オーベルシュタインは外してしまいます。なんだか得体の知れない人です。


懇親会の途中、
ラインハルトとキルヒアイスはベランダで夜風に当たります。
2人の胸中には、これまでの時間が詰まっているに違いない。


二人は、子供のころのことをそっと思い出していました。


幼少期のキルヒアイスが、ラインハルトと出会います。

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
ファーストインプレッション。


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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
キルヒアイス、アンネローゼに初恋!


これから起こることを考えると、なんと平和なのか……。


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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
よく見ると、ラインハルト少年のズボンつんつるてんなのですよ。


ラインハルトのうちは超名門というよりはお金のない没落貴族ということです。


キルヒアイスの学校に転校してくるラインハルト。
さっそくいじわるなクラスメイトの噂の的。
「あんなので貴族かよ笑」などと言われています。
男子でも、陰口とか叩くんですね笑(2回目)

学校で上級生にいじめられそうになるも、
インハルトはいじめっ子より何枚も上手だったようです。

いじめっこと闘い、汚れた服。
真実を知れば、アンネローゼは悲しむに違いない。
汚れをごまかすため、キルヒアイスは一計を案じ…

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
ふざけていて噴水に落ちたことに!


キルヒアイスも一緒に噴水入ってくれたんだ…!
せっかくだから水遊びを思い切りしたのかな?

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
出ました!アンネローゼ特製ケルシーケーキ。


2人だけの企み、優しい姉、初恋の人、そして素朴な味のケルシーケーキ…。


この時、
ラインハルトとキルヒアイスは、本当の親友になれたことでしょう。


しかし…アンネローゼは、皇帝の側室になることに。

ラインハルトの家は母親の影がないので、おそらくいないのでしょう。
であれば、アンネローゼはラインハルトにとって姉であり母だったはず。

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
アンネローゼを取られた…子どものエゴか、人間としてのトラウマか。


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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
ラインハルトと仲良くしてね…と言われて託された箱の中には、ケルシーケーキ。

キルヒアイスが大好物って言ってたよ!と、ラインハルトが屈託のない笑顔でアンネローゼに話している場面が目に浮かびます…。


そんなわけですから、ラインハルトは子供の頃から独裁国家、貴族政治の嫌なところをしっかり理解しています。


それは軍人学校に転校しても同じ。
もとの学校ではラインハルトが貴族…とひそひそ言われてましたが、
次はキルヒアイスが庶民…と囁かれています。

おまけに、学校の秩序はめちゃくちゃ。
貴族の子弟が取り巻きをつれて、偉そうにしています。
着替えすら、お手伝いがつく。


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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
甘やかされ、かしずかれるのに慣れてしまっています。


彼らは前線に出ることはなく、安全なところで指揮を執って終わりなんだとか。
おめでたい人生ですね。


ラインハルトも貴族なのですが、
自分で努力もしないで偉ぶる貴族の子弟たちにうんざり。


あんな風にはならないぞとものすごく努力して
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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
なんと首席になりました。

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
キルヒアイスは次席です。



こうしてみると一瞬だけど、
二人の間には長い時間が共有されているんですね。




再び、現代のシーンに戻ります。


式典のあと、
2人はルドルフ像のある広場にやってきます。
そしてラインハルトは唐突に、

"なあキルヒアイス、こう考えてみたことはないか……?"

と問いかけます。




キルヒアイスは、ラインハルトと一緒にアンネローゼに会いに行ったことを思い出していました。



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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
こんなウキウキしてるラインハルトみたことない。


ラインハルトがヴァンローゼを取りに席を外している間に、アンネローゼはキルヒアイスに懇願します。


弟は口に出さないし、あるいは気づいていないのかもしれないけれど…あなたを本当に頼りにしています。

弟には才能があります。でも、あなたほど大人ではありません。自分の足の速さに溺れて、断崖から転落する羚羊のよう…。

だからどうかジーク、
ラインハルトか断崖から足を踏み外すことのないよう、見守ってやって。
もしそんな兆しが見えたら叱ってやって。

キルヒアイスは、アンネローゼの言葉を受け止め意に背くことのないよう努めると誓います。



アンネローゼとした約束。
キルヒアイスは絶対に違えることはないでしょう。


そして、ラインハルトの問いかけは続きます。

"ゴールデンバウム王朝は、人類発生以来続いてきたわけじゃない。始祖はこの、傲慢不遜なルドルフだ!"

独裁国家で、ましてや皇帝は神聖不可侵な存在。
そんなことを言うなんてもってのほか。
キルヒアイスも驚きます。
そして、ルドルフは単なる野心家であり、成り上がりだと言い切ります。


"なぁ、キルヒアイス。ルドルフに可能だったことが、俺には不可能だと思うか?"

驚くキルヒアイス。
そして決心した顔で、

"ラインハルト様、宇宙を、手にお入れください。"

と言うのです。

この瞬間、
2人は幼馴染でも、部下と上司でもなく、
運命共同体になったようです。





それにしても、
男性ばっかりですね〜。

公式サイトを見ると、自由惑星同盟は女性軍人もいるようですが。
銀河帝国は、ラインハルトの姉のこともありますが、あまり女性が活躍する社会じゃないのかもしれません。

儀式の場も男ばっかりだったし。
というかエンディングの背景が男祭り。


自由惑星同盟はどうなんだろう。


あと男ばっかりでもドロドロするんですね。
よく女性はドロドロしてるというけれど、男もなるんだ……。

腐りきった世界ですが、
ラインハルトとキルヒアイスはズッ友でいてほしいです。


〜本日の銀英伝kitchen〜

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(c)田中芳樹/松竹・Production I.G
キルヒアイス家の食卓。
ドイツ風の肉料理。
付け合わせは芽キャベツとじゃがいも。トマトかな?