パリジェンヌのつくりかた
カロリーヌ・ド・メグレ


説明

内容紹介

ランコムの新ミューズ、カロリーヌと親友たちが贈る! カラー写真満載、パリ好きのための新バイブル 

独特の物憂げな雰囲気。 
無造作だけどスタイリッシュな装い。 
自己主張が強く、自由気ままな気質――。 
世界があこがれるパリジェンヌの掟とは? 
必須のファッションアイテムは? 恋愛ルールは? 
結婚や子育てのこだわりは? 必読本やオススメの店は? 
パリで生まれ育った女性4人が明かすパリジェンヌの素顔に、誰もが恋する! 

パリジェンヌの秘密を大公開! 
●「ナチュラルな美しさ」を手に入れるために、こっそり努力していることって? 
●リアルパリジェンヌになれるファッションブランドって? 
●必ず喜ばれるプレゼントを見つけたいとき、とりあえず行ってみるショップは? 
●部屋をおしゃれに見せるパリジェンヌ流「光の演出」って? 
●パリジェンヌの本棚にそろっている本は? 
●いつでも自由でいたいから、結婚という形にはこだわらない。でも本心は……? 
●子供が生まれても決して“女"を捨てない、パリの母親たちの流儀とは? 

パリジェンヌの掟 
*「いまの自分の顔」を最大限利用する。必要以上に作りこまない。 
*美しくなりたければ、美術館や映画館、劇場へ足を運ぶべし。 
*靴は、ぺったんこかハイヒールのどちらか。中途半端なんてイヤ。 
*いつでも準備万端でいるべし。「アヴァンチュール」はすぐそこまで来ているから。 

内容(「BOOK」データベースより)

独特の物憂げな雰囲気。無造作だけどスタイリッシュな装い。自己主張が強く、自由気ままな気質―。世界があこがれるパリジェンヌの掟とは?必須のファッションアイテムは?恋愛ルールは?結婚や子育てのこだわりは?必読本やオススメの店は?パリで生まれ育った女性4人が明かすパリジェンヌの素顔に、誰もが恋する!



パリジェンヌの生き方について書かれた本って、巷に氾濫してますよね。

それこそアマゾンで「パリジェンヌ」と検索すれば、山ほど本が出てくる。本屋にも山積み。

100人パリジェンヌがいれば、100通りの生き方がありますからね。
そりゃ指南本もたくさんあります。

そして、どの本にも

パリジェンヌは飾らないけどオシャレ!
パリジェンヌは頑張りすぎない!
パリジェンヌは自然体でも雰囲気がある!

と、キラキラしたことが書かれています。


この本も数あるパリジェンヌ本の中の1冊……
が、しかし!
他のパリジェンヌ本とは一線を画すパリジェンヌ本なのです。

冒頭から少し抜き出してみましょう。
著者がパートナーである男性に、
「パリジェンヌ」の定義について聞いたところ…

"まず第一に、パリジェンヌはいつも何かに文句を言っている。満足することがないんだ。たとえば、僕はいつだって君は世界で一番美しいと言っているけれど、それじゃ物足りないような顔をしているだろ。"

"パリジェンヌは「スノッブだと思われるのは嫌」というけれど、誰かに「この人はスノッブです!」と屋根の上から叫ばれたとしても、内心嫌な気はしないだろ。その態度こそがスノッブなんだよね。何か問題でも?パリジェンヌはやたら偉そうなんだよ。"

"パリジェンヌを一言でまとめてみようか。パリジェンヌのことをよく知っている、という前提で言うよ。パリジェンヌって、完全にイカレてるよね。"


…どうですか!?
他のパリジェンヌ本とは明らかに違う雰囲気でしょ???


さらにこんなパリジェンヌたちの悪習を紹介。

  • 誰にでも「こんにちは」と愛想を振りまくくせに、誰ともまともに話はしない
  • 恋人にわがまま言い放題で散々迷惑をかけているくせに、別れを切り出されると、心底驚く
  • 夜はウォッカをガブ飲みするくせに、朝は身体を気遣って緑茶を飲む

全くキラキラしていない…
むしろクズ(略

この本に出てくるパリジェンヌは、あくまでも等身大。
決してキラキラなんかしていません。
ありのままの、カッコつけてない姿。
作り込んでいない、自然体のラフな姿。
それでもキマっていればいいけど、全然しまってない。

ひょっとして、巷に溢れるパリジェンヌ本も、
パリジェンヌらしい上から目線で、スノッブなアドバイスをしているのかもしれません。

この本を読むと、他のパリジェンヌ本の見方が変わります笑


ワードローブについてのアドバイス(絶対にクローゼットに入れておきたくないもの)も、

"ローヒール。そんな中途半端なものには満足できない"

と、バッサリ。
意地悪、だけど妙に爽快な気分。

この感じ、アマゾンの商品説明だと伝わらないと思います。
中身はもっと意地悪で気まぐれですから。
さっき書いたように、ただのクズじゃねーか!と言いたくなるところもあるし。
なのに、それでいてエモいんですよね。なのでパリジェンヌの生き方を嫌いになれない。というか、むしろもっと知りたくなっちゃう。


言葉にできないメランコリーが言語化されていくってこんな感じなのかなぁ。


この本を読むならば、
物憂げな曇りの日に、コーヒーを飲みながら。
あるいは、街がにぎわう特別な夜、部屋に1人で赤ワインを飲みながら。

読んで、意地悪になったり、やたらメランコリーになっても私は責任とれません笑