ごきげんよう、えぞしまです。


先日鎌倉に遊びに行ったら、
いい感じの古書店でいい感じの本を手に入れました。
私って、ブックハントの才能あり???


私の巴里・アンティーク
朝吹 登水子
文化出版局
1979-02




見なさい、
この素敵な表紙を!!!(どや顔)



絶版ですので、
図書館や古書店で見つけたら、すかさず手にとってくださいね。



長年のフランスでの生活で、
アンティークの良さに目覚めた著者。
フランスでは、アンティークを自然に生活に取り入れ、
愛用する文化が根づいています。

著者も、骨董品をもとめて、
国内外のお店を周り、
お小遣いの範囲で骨董品を楽しむようになります。

ここに紹介されているものは、
どれも著者が「いい!」と思ったものばかり。
歴史的な価値があるとか、
有名な誰それが使っていたとか、
そういう価値だけではなくて、
自分のセンスが「いい」と思ったものばかりが、
紹介されています。


著者は、
「骨董品は身近なもの」
と書いていますが、
いや、骨董品を楽しむのって、
そもそも文化水準が高くないとできないぞ!!!

骨董品の時代背景や、
当時それを使っていた人の暮らしぶりなど、
そういったことに思いを巡らせてこそ、
骨董品は本当に楽しめるものです。

それがないと、
自分のセンスでいいと思うことができない。

どうしても、
肩書とかそういったもので判断してしまう。


それに、
骨董品を日常生活に取り込むのも、
普段ものを粗末に扱わないような、
育ちのいい人でないとなかなかできません。


著者の場合も、
幼い頃英国人の家庭教師がついていて、
親子ともども西洋の文化を学んでいたからこそ、
西洋骨董を楽しむことができるわけだし…。


おっと、
こんな卑屈になっていてはいけない。

今からでも、
興味があるならアンティークに凝ってもいいのです。


その時は、著者のように、
その品の過ごしてきた歴史も一緒に、
まるごと楽しんでいきたいですね。



『私の巴里』シリーズははジュエリーと、
パリジェンヌというのもあるようですね。

私の巴里・ジュエリー
朝吹 登水子
文化出版局
1981-10



私の巴里・パリジェンヌ
朝吹登水子
文化出版局
1993-02




古書店でいつか出会うことを期待して!