ごきげんよう、えぞしまです。

先日、ポケモン実写映画、
『名探偵ピカチュウ』を観てきました。






ポケモン第1世代ともいえる私ですが、
前々からポケモンに対してぼんやりと抱いていた思いが、
ぽこぽこと湧いてきたのでここで放出します。

探偵ものということで、
この記事はネタバレ満載の内容になります。
映画未見の方はご注意ください。


なぜポケモンを捕まえ、バトルさせるのか

もともとゲーム『ポケットモンスター』は、
ポケモンと呼ばれるモンスターを捕まえて、
バトルに参加させて強くし、
強いポケモントレーナーになることを目指すゲームです。

野生のポケモンを捕まえるときは、
手持ちのポケモンで攻撃して弱らせてから、
モンスターボールを投げて捕まえます。

倒しきってしまうとダメだし、
まだ弱ってないうちにボールを投げても逃げちゃう。
そこにゲーム性があるのです。


しかし、
このやり方、結構エグい。


モンスターボールの中は心地よくて安全なので、
ボールで捕まえることは倫理的かもしれません。
しかし、手持ちのポケモンで弱らせるのは?????

実写版の映画では、
主人公ティムはいきなりカラカラに向かって、
モンスターボールを投げつけます。

ゲームに慣れ親しんだ人からすると、
それじゃ捕まえられないよ!と思うのだけど、
実際目の前にしてみると、
じゃあ友だちのポケモンで弱らせてから…という気にはなれません。

だって、エグいじゃん。


さらに、我々はあろうことか、
ポケモンでなぜかバトルまでやってしまいます。

ポケモンたちはバトルにノリノリだから、
本人にとってはバトルはスポーツみたいなものかもしれない。

でも、
バトルしたくないポケモンだっているはず。

そういうのを察知して、
バトルに参加させない(スポーツ好きな子だけでバトルする)
ちゃんとしたトレーナーはいるんだろうか…。

ポケモンは爪も牙も、
灼熱の炎も電流も、いろんな不思議な力を持っている。
いざとなったらそれを使うこともできる。
でもそれをしないで、トレーナーに従っている。
屋台の火を足したり、交通整備したり、
人間の楽しみのためにバトルさせられたり。

(ライムシティでは、
ポケモンバトルは違法になっているようですが。)


なぜポケモンはこんなに人間に尽くしてくれるんだろう。

なぜポケモンはこんなに人間を無償で愛してくれるんだろう。


ゲームでは気づかなかったけど、
実写映画になったことでポケモンがリアルな存在になりました。
モフモフ具合だけじゃなく。



ポケモンを乗っ取ることは悪なのか?

ラスボスは身体が不自由なのを理由に、
ミュウツーの身体を乗っ取り操ります。

そして、
ミュウツーの不思議な力を使って、
ライムシティのポケモンとトレーナーを融合させます。


ポケモンの身体を乗っ取ることは、
モンスターボールでポケモンを捕まえることと、
何が違うのだろう?


ボールで捕まえるのは倫理的で、
身体を乗っ取るのは倫理的じゃない???


また、
ライムシティのポケモンとトレーナーを、
融合させようとしたのも動機がよくわからなかったです。
自分が不自由しない身体を手に入れたら、
もうそれでいいのでは……。

あのジイさん、
よくわかんないことしてくれてるな。

ポケモンの麻薬はダメだと思います。



でもなんだかんだで楽しかった

モヤモヤは残るけれど、
ピカチュウがパパだったという答えも良かったし、
ポケモンというよきパートナーがいる喜びのようなものが詰まっている映画だと思います。
パパと仲直りできたしね。

ライムシティのネオンサインが可愛くて好き。
ネオンサインがもともと好きなので、
(NHKアニメ『飛べ!イサミ』の影響です)
ライムシティのデザインはかなり気に入ってます。


ポケモンの造形に関しては、

「プリンはふうせんポケモンだから、
モフモフしてるのはおかしい」
「エイパムの歯がキモすぎ」

など、気になることもあるのですが、
キリがないからいいでしょう。
あれがリアルなのだ。

最後のスタッフロールが、
ポケモンのイラストなのが嬉しかったです。
それに、ポケモンのメインテーマも流れてる!
でもごめん、渡辺謙は似てないと思う。

往年のポケモンファンはもちろん、
新世代のポケモンファンも楽しめるように作られていますね。


それと、


ピカチュウがモフモフして
かわいすぎる!!!!!!


可愛すぎて死んだ。ほんとに。