ごきげんよう、えぞしまです。


先日、神保町シアターで
「月と接吻」という映画を観てきました。






まぁストーリーはリンク先を見てもらうとして。

この映画には、3組の夫婦が登場します。


1組目…
主人公は売れない詩人、名ばかりの亭主。
奥さんは売れっ子女優。
なので、亭主は従僕のようにおさんどんをこなします。
なんで出会ってしまったのか、いやいや、なんで結婚してしまったのか???
子どももまだいないようですし、なんだか不思議なご夫婦。



2組目…
ご近所に越してきたばかりの若夫婦。
暮らしぶりは良さそうで、
この時代にベッドやピアノをお持ちです。
奥さまはピアノを弾きながら歌う、そして旦那さんはそれに聞き惚れる。
なんともロマンチックなんですが、それ故にズレている…。



3組目…
雑貨屋と言えばいいのか…商店のご夫婦。
奥さんはご主人を尻に敷く、旦那さんも負けじと言い返す。
一番現実味のある夫婦でしょうか。
ほかのカップルがぶっ飛んでいるので、標準ケースとして登場。



3組の夫婦を通して、
夫婦ってへんな関係だな〜、
しかし、本人たちが幸せならいいか、
と、思わせる日常を描く、ホームドラマです。


ストーリーはなんてことないんですが、
昔の映画って妙なところで味がある。

流行りの芸人の一発ギャグはすぐ廃れるけれど、
すれ違いを利用したコミカルな掛け合いは、
今見ても十分に笑えるし、ホッとする。


それから、
商店に下宿する駆け出しの作家、梅童。
この人も、いい味出しているキャラです。

3組の夫婦を、
遠回りに繋げるような役割です。

なかなかに、いい加減なやつですが…。



朝ごはんの時間に、
名ばかり亭主に台本を読んでもらい、
お芝居の稽古をするシーンがあるのですが、
この時淡路恵子が着ていたパジャマがかわいいのだ。
フリフリとしていて、キュート。
んで、台本読むときもワガママ言うのだけれど、なんだかそれも可愛くなっちゃうのよ〜。



昭和32年の映画ということで、
とても古い作品ではありますが、
たまに古い映画も、いいものです。



それはそうと神保町シアターって、
平日の夜の回ってご年配のお兄さんしかいないのね〜。
普段は平日の昼間だったから、平均年齢が高いのも頷けるけど。
昼間はご年配のお姉さんもいらしてるけど、夜は本当に男性ばっかり!


夜はてっきり仕事帰りの若い人もいるのかと思ってた。土日は違うのかな?
むしろ昼間の方が、学生さん?がたまにチラホラしてる。
私、浮いてただろうな…。