ごきげんよう、えぞしまです。


居酒屋のぶ、見逃していた第12話をようやく見ることができました!
今回は、居酒屋のぶが異世界につながった理由が判明します。
すこし、ふしぎなお話。







それは、3ヶ月前のこと。
無理やりお見合いをさせられそうになったしのぶは、実家の料亭から独立しようとしていた信之(大将)とともに、居酒屋を開くことになりました。


店の近くの神社に、お参りに来たしのぶ。
なけなしのへそくりを携え、お店の成功を祈ります。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

お守りから大事そうにお札を取り出し、
折り目をなるべくのばしてお賽銭箱へ…。
しかし、なかなか踏ん切りがつかないしのぶ。


すると、
一陣の強い風が吹き、
風で煽られた鈴緒が、しのぶの背中を押します。
その拍子に、お札はひらりとお賽銭箱へ。
こうなったら、祈りが届くことを願うしかありません。


しのぶが店の勝手口から店内に入ると、
大将は店の支度をしているところでした。
ついうっかり名前で呼んでしまい、大将に注意されるしのぶ。
気をとりなおして、のれんを出そうとします。


大将が神棚に手を合わせていると、
しのぶが血相を変えて店の中に入ってきました。
なんだかすごく挙動不審!


慌てて外に出て見ると…

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


そこは、異世界。
古都アイテーリアでした。


明らかに、もとの京都の路地裏ではありません。
大将の腕をつねって、夢かどうか確認しますが、どうみても現実。

おかしなことになってしまいましたが、
結果はみなさんご存知のとおり。
うまくやっていけるか心配でしたが、
アイテーリアでも、居酒屋のぶの味は受け入れられ、お商売は順調です。




その日も、居酒屋のぶは大盛況でした。
エーファがお休みだったこともあり、
1日忙しく働いたしのぶと大将。

最後のお客さんが帰っていくのを見送り、のれんを下げようとします。


「もし、そこな娘」

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

確かにいなかったはずのカウンターに、
1人の女性が座っていました。


「もう、のれんを下げてしまうのか?」
と微笑むので、慌てて謝るしのぶ。
しかし、もうお店は閉店の時間。お出しできるお料理がないことを告げると、女性は残念そうにします。

いつ店内に入って来たのか、
しのぶも大将も全く気付きませんでした。
不思議がる2人。

怪しむ2人をよそに、
女性は神棚に上がっている油揚げを見つけます。
突然やってきて、油揚げが食べたいと言い出す女性。

神棚にはお稲荷さんを祀っているため、油揚げをお供えしていた大将。
さすがに萎びていますので、新しいものをお出しすることに。


実は、居酒屋のぶの油揚げは自家製。
毎朝揚げて作っていたのです。
大将は撮りためた刑事ドラマを見るために、今日の内に明日の分の油揚げをちょうど作ろうとしていました。


実は、油揚げの作り方をしらなかったしのぶ。
確かに、意外とよく知らない人、多そう!


まず、豆腐をスライスして水気をしっかり切る。
そして、それを油で揚げる。
すると、豆腐の中に気泡が出来て、やがて膨らんでいきます。
こんがりきつね色になれば、私たちがいつも見ている油揚げの完成!


出来立ての油揚げは、そのまま食べても美味しいけれど、せっかくなので網焼きに。
油揚げだけというのも味気ないので、里芋も一緒に網焼きにします。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

七輪の上で香ばしい匂いをさせる、油揚げと里芋。
それを眺めながら、女性は満足そうにしています。


とてもお綺麗な方ですが…
いつ店に入って来たのかもわからないし、
なんだかちょっと不思議な様子の女性です。

服装もアイテーリアのものではなく、
まるで平安時代のような装束。
ひそひそと怪しむしのぶと大将。

「どっかで見覚えがあるんだよな」と言う大将。
確かに、あの目元、見たことあるような…?

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


と、チラチラ見ていたら目が合ってしまいました。
しのぶタジタジ。



さて、できました!

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
里芋と油揚げの網焼き。
冷えた冷酒もございます。


冷えた冷酒を見て喜ぶ美女。
「いつもはぬるくて、たまにボウフラとかわいておる…」と呟くので、またまた怪しむしのぶ。


出てきた油揚げを見て、少ないと文句を言う謎の美女。
残りの油揚げはお楽しみ…と大将が言うと、納得してくれました。
さっそく醤油をたらして食べ始めます。


サクッ…

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会



満面の笑みで、言葉も出ません。
にこにこと揺れる美女。

里芋は皮をつるりと剥いて、塩で。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


ホクホク…


そして、冷酒をぐびり。


この店は素材の活かし方をわきまえているらしいな、とコメント。
お客さんの急な注文に応え、がっかりさせない、という姿勢にも大満足のようです。



さて、
残りの油揚げは?????

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


おたのしみ巾着!


炊いただけの意外と地味なビジュアルに、美女はつまらなそう。
しかし、箸を入れると…

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
トロっと卵!
卵巾着だったのです。

熱々の卵巾着を一口。
そして、冷酒をふたたびぐびり。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


完ぺきな食レポをかます美女。


お茶を出してもらい、
すっかりご満悦の様子。


お礼の言葉をもらって、
深々と頭を下げる大将としのぶ。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


頭を下げたままの2人に向かって、
「覗きに来て正解じゃった。これならここに繋げた甲斐があったというもの」
と女性は言い残します。


え、それってどういうこと?
としのぶが顔を上げると…


もう、その女性はいませんでした。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


カウンターには、お札が一枚。

なんだか狐にたぶらかされたみたい、と言うしのぶの一言で、大将は思い出しました。
あの人、お稲荷さんに似てる!

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

置いていったお札は、葉っぱじゃなさそうです。
その折り目は、3ヶ月前にしのぶが賽銭箱に入れたお札のようでした。
美女がお代金として置いていったお札は、
店内にある神棚へ。


いつも、お稲荷様が見守ってくれている気持ちになれそうです。





今日ののぶプラスは高田馬場。
本編で出てきた油揚げにちなんで、
美味しい油揚げで一杯…というのを目論むなぎらさん。


やってきたのは、あげ屋 高田馬場店。


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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会


新潟から生地を送ってもらい、
お店で揚げているのです。
じっくり揚げるので、完成まで20分ほどかかるのだとか。
「賞味期限ふわふわの60秒」というポスターが気になります!

とりあえず、3種類の味付けの油揚げを出してもらうことに…。
待ちきれなくて、そわそわ。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
まずはさっぱりおろしネギ、
女性に人気のしそチーズ、
しっかりとした味わいの焦がしネギ味噌。

左から順番に食べていくのが良さそうです。

かぶりついちゃもったいない、といいつつ豪快にガブリ!
サクサクという音が心地よいですね〜。

豆でできたものと、米でできたものは喧嘩しない、と言いながら、お酒を飲むなぎらさん。
お酒にもピッタリです。

あんまりお酒がすすむので、
狐がたぶらかしたことにしたいなぎらさん。
そうはいきませんよ笑


揚げたての油揚げで一杯、
シンプルだけど最高に贅沢な気分です。