ごきげんよう、えぞしまです。



最近本屋のパトロールになかなか行けてなかったのですが、
久しぶりに行ってみたら、なんと4年前に完結したみをつくし料理帖シリーズの最新刊が出ているではありませんか!

ちょっとォ〜!
言ってよォォ〜!!!!!

全然知らなかったよっ。




ちなみに、
みをつくし料理帖シリーズの一作目がこちら。


一作目が発売されたばかりのころから、
ずーっと主人公 澪をはじめ、
登場人物の幸せを私はひたすら願っていたんです。


長い月日が流れ、
私は大学生から社会人になり、上京して結婚して、どんどん変化していく中、
澪たちの話はなかなか進まず。
4年ほど前に、ようやく最終刊が出て堂々の完結。
ああ、長かった…とても粋な終わり方だったよ。


そして、つい最近、
物語完結後のショートストーリー4編が収録された特別巻が発売になりました。


澪が料理人をしているつる屋の店主、種市。
澪の想い人小松原の嫁、乙緒。
あさひ太夫として苦界に身を沈めていた、野江。
そして、主人公 澪のその後の話。


ああ、
みんなそれぞれスタートしたんだ。
新しい人生。新しい生活。


それぞれ苦労もあるけれど、
みな少しずつ歩んでいる。


あとがきによると、
もうこういった特別巻を出す予定は今後はないそうです。
「澪たちの住処をみなさんの心の中に」という一言が、せつなくて頼もしい。


何かトラブル→知恵をしぼる→料理で解決→よかったね、
の流れを繰り返すだけなら確かに続ける必要ないもんな。
これじゃ美味しいもの、作って食べているだけだし。
太い縦糸がなくなった今、澪たちがこれ以上面倒ごとに巻き込まれるのも私はファンとして望んでいない。

最終巻も粋な終わり方だったけど、
物語の閉じ方も最高だね。



それにしても、
みをつくし料理帖シリーズって読んでると和食食べたくなるよねぇ〜(単純)。
懐石料理なんかじゃない、それこそ江戸時代の人たちが普段食べていたようなお惣菜。

きんぴら、おひたし、煮物、焼き魚。
お味噌汁とご飯。

質素な贅沢、みたいな。



凝った料理というわけじゃないけど、
毎日食べられて滋養になる。
苦労もあるけれど、毎日の生活を健やかに送れる。


私の心の中に住む澪たちが、
こんなご飯のように生活し続けてくれたらいいな、と思います。