ごきげんよう、えぞしまです。



北海道の地震、大変でしたね。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

えぞしまは北海道出身、実家も北海道にあります。
先日の台風といい、とても他人事じゃないです。

こういうときは、平穏に毎日を過ごすのが一番です。



北海道と聞いて、なんだか海鮮が食べたくなってきたぞ。

居酒屋のぶ、なんだかお魚が出てきそうな予感です。







ラガー騒動を乗り越え、依然と同じような日常を取り戻した居酒屋のぶ。
それなのに、しのぶは大きなため息。

実は、徴税請負人のゲーアノートに、
しばらくはトリアエズナマを出さないほうがいいとアドバイスされていたのです。

ラガーの密輸・密造の疑いは晴れたけど、ラガーの禁制は変わらない。
うなぎ弁当を買いながら、ゲーアノートは教えてくれたのでした。

何とか危機を乗り越えたのに、不完全で物足りない日常のようです。


と、そこにやってきたのは…。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

貴族のヨハンが伯父を連れてきたのでした。


アイテーリアは近々大きな会議を控えているので、街はピリピリムード。
居酒屋のぶにも、今日はお客さんが全然いません。
いつもよりゆっくりと、心のこもったおもてなしが期待できそうです。


今日のお通しは…

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
小アジの南蛮漬け!

一口食べると、油と酸味が絶妙にマッチ!
食欲の減退する暑い夏でも、思わず箸がすすみます。

何といっても、味の決め手は鷹の爪!
このスパイスが、彩りを添えています。


せっかくなので、老人はトリアエズナマを注文。
しかし、ゲーアノートからのアドバイスもあり、躊躇するしのぶ。
それを見ていた大将は、トリアエズナマを出すことを決めます。

何よりも、お客さんには楽しんでもらいたいから。

しのぶは、久しぶりに生ビールをお出しできるので大喜び!

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

トリアエズナマを誰よりも出したかったのは、しのぶでした(笑)
やはり、これがないと居酒屋のぶじゃない!
先ほどまでため息をついていたけれど、元気が出てきました。


老人はトリアエズナマをぐびぐびと一気飲み。
「こりゃ~傑作だ!」とご満悦です。

そして、「これは帝都のラガーとは別物だ」と指摘。
もちろん、バッケスホーフの事件を受けてのことです。

帝都のラガーはもっと懐の深い味わい。
それに対して、居酒屋のぶのラガーはキレがある。

違いの分かる男ですね~。


ビールに合うお魚のおつまみをおまかせで注文。
出てきたのは…

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
アジフライです!

ソースを自分でかけるということすら、珍しがるご老人。
大きいので切り分けようとしますが、
エーファからは「がぶっとかぶりついてください!」とアドバイス。


言われた通り、がぶっと食べてみるご老人。
濃厚なソースと淡白な身の味わいがバッチリ!

それを見てヨハンもマネします。
貴族だと、こういう風に食べることもなかなかないでしょうね。
もちろんトリアエズナマを一緒に楽しみます。


アジフライを食べながら、
ご老人は北方三領の話をします。
北方三領では、まだ手づかみでものを食べるところもあるようで、
ある王様は、以前帝都の晩さん会で恥をかかされたと怒っていたこともあるのです。

「そういった小さな積み重ねが、わだかまりを生むのだろうな」と、
ご老人は真剣な表情です。


その時、ちょうどエーファがカレイの煮つけを運んできました。
すごく立派なカレイ!なかなか手に入らないサイズです。
二人が見とれていると…


あっ……


なんと、エーファがつまづいてしまいました。
カレイが床に落ちてしまいました…。


幸い、破片で怪我などはなかったものの、
せっかくのカレイの煮つけがダメになってしまいました。

パニックになり、泣き出してしまうエーファ…。

ご老人は、エーファを優しくいたわりながら、
ハンカチを差し出して慰めます。


大将は、すぐに新しいものをお持ちしますといって引っ込みます。
あれだけ大きなカレイを見た後だし、あまり期待しないほうがよさそうと思う二人でしたが…。


でてきたのは、

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

もっとおおきなカレイの煮つけ~!!!



カレイの煮つけは、いったん冷まして味をしみこませます。
このカレイは大きすぎて、まだしみこみ切っていないので出していなかったというだけ。
その事実を聞いて驚く二人。

竜に立ち向かう勇敢な戦士が、竜に立ち向かうとき、
その背後にさらなる巨竜が控えていた時の心境はこのようなものかもしれない…と、
ご老人はポエムをぶちかましてきます。


とりあえず食べてみましょう。
あまりにも大きいので、切り分けます。


甘辛の煮汁が良くしみて、うまい…。


ご老人が魚好きとわかり、リクエストを聞くしのぶ。
ご老人は、若い時漁師町に住んでいて、よくサーモンの塩漬けを食べたんだとか。
特に、サーモンの皮を炙ったものが好物だと、照れくさそうに言います。

大将、用意があるようです。
さっそく炙り始めます。

この好物は、ヨハンも意外でした。

すると、ご老人は言います。

「皮で腹は膨れぬ。捨てるものだと揶揄する者もいる。
だが、食べてみなければわからぬ、惜しい部位なのだ。
他人の目を気にしてそれを失うか、あるいはその本質を気に入るか…」

それを聞いたヨハンは、

「サーモンの身は帝都で、北方三領がその皮だと…?」

と返します。

その指摘にははっきりと答えませんでした。


なぜなら、鮭の皮の炙りが出てきたから(笑)

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

通ですね~。

パリパリの皮とビールを楽しむご老人。
これが、最高のつまみなのです。



居酒屋のぶでのひとときを楽しんだ、ヨハンとご老人。
帰りの馬車の中で、ご老人はラガー禁制の勅諭を撤回することを決意します。

さらに、明後日の会議の料理の内容を変更したい、とヨハンに告げます。


へ、変更ってなんだ?????


気になるけれど、第22話はここでエンディングです。




今日ののぶプラスは新橋!
サラリーマンの聖地、居酒屋はたくさんあります。

なぎら健壱さんはお魚が食べたいっ、とのことです。
お魚を出すいい居酒屋、たくさんありそうです。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
やってきたのは、素潜り漁師の店 鮮魚 浜んこら。
女将さんのご主人が、素潜り漁でとった魚を送ってもらって、それを出しているのです。
夫婦二人三脚のお店なのね~。
なぎらさんは「あたしの好きな雰囲気です」と、ひとめぼれ。

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©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会

おこぜのお造り!

こりこりの食感がたまりません。

肝や卵なんてのもあります。これは東京じゃなかなか食べられないのでは?


熊本から送ってくれた魚を食べられるということで、
すっかり気に入ったなぎらさん。
「通いますんで」と女将さんに宣言していました。

見ていたら、食べたくなっちゃった!
お魚で酒を飲む、日本人だね~。