ごきげんよう、えぞしまです。
前回、登山靴を手に入れたあおい。
山登りがますます楽しくなってきたみたいです。
来年の富士登山を目標に、
靴を履きならして体力づくりに励みます。
前回、登山靴を手に入れたあおい。
山登りがますます楽しくなってきたみたいです。
来年の富士登山を目標に、
靴を履きならして体力づくりに励みます。
新しい登山靴を手に入れたあおい。
まずはあちこちの山に登り、靴を履きならす必要があります。
夕飯時、お母さんから飯能アルプスについて教えてもらいました。
飯能アルプス(Wikipedia)
天覧山から秩父まで続く山のことを飯能アルプスというそうです。
さっそく明日行ってみようとするあおいですが…。
ひなたは家族とドライブの予定が入っていました。
そこであおいは、初めて一人登山をすることに!
あおいは地図を眺めながら、
天覚山(てんかくざん)から登り、大高山(おおたかやま)まで歩くルートを考えました。
次の日、まだ薄暗いうちから家を出発。
お母さんがおにぎりを持たせてくれました。
お弁当箱がやけに重いので、中を確認すると…。
中身は巨大なばくだんおにぎりが二つ!!
お母さんはてっきりひなたと一緒だと思って、二つも作ってくれたのでした。
お母さんに心配をかけまいと、一人で行くということを黙っておくあおい。
荷物がかなり重たいですが、お母さんの愛情をしっかり背負っていきます。
ペットボトルを調達したら、さらに荷物が重くなってしまいました
これもトレーニングだと思ってはりきるあおい。
看板が出ていました。天覚山はこっちだ!
途中、沢筋コースと尾根コースに分かれていました。
地図を見ると、尾根コースは破線になっていて難易度が高そうです。
登山初心者のあおいは、沢筋コースを行くことに。
全然人がいません。山道にはあおい一人です。
一人で登山をすると、自分でコースを選び、自分のペースで歩くことができる。
なんでも自分で決められる。全部自分の思い通り。
この山すべてが自分のものになったよう…。
あおいは一人登山の解放感にすっかりはまってしまいました。
♪ほしが~ふる あのコ~ル~ とあおいは鼻歌交じりです。
『岳人の唄』
うきうき歩いていると、不穏な蜘蛛の巣にひっかかりそうになってしまいました。
ここから雲行きがあやしくなってくる…。
何といっても荷物が重い!
もう鼻歌なんて歌っている場合じゃありません。
道があっているのかどうかすら不安になります。
整備されていない、けもの道みたいなところまで出てくる始末。
軍手をはいて、倒木を乗り越えます。
登山靴のおかげで足は調子がいいですが、
とにかくザックが重い!
とにかく 重 い !!!
息は切れ切れ、それでもなんとか休憩スポットにたどり着きました。
あまりのしんどさにへこたれるあおい。
こんなに疲れちゃ、登山なんか楽しめません。
大高山に行くのは諦めて、帰ろうかな…なんて考えてしまいます。
すると、向こうから人影が…。
しなやか~な~ あな~たに~
疲れ果ててベンチに横たわるあおい。
こんな人のいない山道で歌が聞こえるなんて、ひょっとして幻聴???
あおいがベンチに横たわっていたので、ここなはびっくり。
「ちょっと休憩していただけだから…」と誤魔化します。
「てっきり行き倒れているのかと思いました~」とほほ笑むここな。
あおいはギクッ。
ここなは、カモシカを探しに天覚山にやってきたんだそうです。
しかも、尾根コースを通ってきたのです!
だから、あおいと会わなかったんですね~。
上級者向けコースを歩いても、余裕しゃくしゃくのここな。
「このあとどうするんですか~」と聞かれて、まさか帰るなんて言えません。
成り行きで、大高山までここなと一緒に行くことになりました。
ここなにペットボトルを持ってもらうあおい。
ここなって、優しいっ!
道中、あおいはここなに天覚山でばててしまったことを正直に話します。
だけど、ここなは馬鹿にしたりしません。
むしろ「限界がわかったんだし、よかったじゃないですか~」と言います。
そして、トレーニングでその限界を超えていけばいい!と力強いお言葉。
ほんわかしていて、まだ中学生のここなだけど、
メンバーの中で一番のしっかり者ですね!
新しい登山靴に気づくここな。すかさず「素敵ですね~」と褒めています。
ちなみにここなの靴はお母さんからの誕生日プレゼントだそうです。
しかも親子!
最初は一人での登山に魅了されていたあおい。
しかし、ここなと合流したことで、誰かと一緒に登山する楽しみにも気づきます。
いつだって、おひとり様が好きなあおい。
登山を通して、人と一緒に何かをする楽しさに目覚めます。
無事山頂についた二人。
あおいは持ってきたお弁当を広げます。
山登りのおにぎり、おいしそうです~。
予定ではここまでだったけれど、
ここなと一緒にもう少し歩くことにしたあおい。
ここなによると、すぐそばに良いところがあるんだとか。
予定を変更して、その場所に行ってみると…
さらに、カラフルな仁王像や…
天台宗特別寺 子ノ権現天龍寺
そのお寺には、こんなものが…。
子の権現は、足腰守護の神様を祀っているんだそうです。
「魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん!」を寺の縁起を暗唱するここな(何者なんだ)。
要するに、ここでお祈りすると足のケガから守ってくれるということです。
そういった謂れもあって、ここなはここにあおいと来たかったのです。
来年、ケガすることなく、あおいが富士山を目指せるようにという、ここなの願いだったんです。
あおいはここなの応援を受けて、
富士山のてっぺんまで登れるようにとお祈りしたのでした。
途中、しんどくて帰ろうかと思ったけれど、
山頂まで来たら疲れも忘れてしまいます。
辛かったけれど、何とかたくさん歩けた…。
そのことが、あおいの自信につながったのでした。
ところで、最初に出てきた看板、覚えてますか???
ユガテ(湯ヶ手)
「ユガテ」っていう地名だったんですね~。
北海道だとカタカナの地名はたまにあるんですが(ニセコ、トマムなど)、
内地でカタカナの地名って珍しいですよね。
こういった後を引くエンディングっていうのは、
ネット社会が発達したからこその構成ですね。
気になる人はすぐに調べられますもんね。
一昔前だったら、「後味の悪いヘンなエンディング」にしかならない。
時代は変わったなぁ~。
あおいは、おひとり様を楽しむことができます。
私は、それは孤独ではなく強さだと思っています。
何だったら、スキルと言ってもいい。
一人で楽しめるスキル。
それを持っているのがあおいの強み。
けれど、人と一緒に何かする楽しさや喜びも理解できるんです。
根っからの人嫌いというわけではない。
だからこそ、あおいのおひとり様スキルは強みになるんじゃないかな~と思います。
まずはあちこちの山に登り、靴を履きならす必要があります。
夕飯時、お母さんから飯能アルプスについて教えてもらいました。
飯能アルプス(Wikipedia)
天覧山から秩父まで続く山のことを飯能アルプスというそうです。
さっそく明日行ってみようとするあおいですが…。
ひなたは家族とドライブの予定が入っていました。
そこであおいは、初めて一人登山をすることに!
あおいは地図を眺めながら、
天覚山(てんかくざん)から登り、大高山(おおたかやま)まで歩くルートを考えました。
次の日、まだ薄暗いうちから家を出発。
お母さんがおにぎりを持たせてくれました。
お弁当箱がやけに重いので、中を確認すると…。
中身は巨大なばくだんおにぎりが二つ!!
お母さんはてっきりひなたと一緒だと思って、二つも作ってくれたのでした。
お母さんに心配をかけまいと、一人で行くということを黙っておくあおい。
荷物がかなり重たいですが、お母さんの愛情をしっかり背負っていきます。
最寄り駅の東吾野駅(ひがしあがのえき)に到着!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
ペットボトルを調達したら、さらに荷物が重くなってしまいました
これもトレーニングだと思ってはりきるあおい。
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
看板が出ていました。天覚山はこっちだ!
途中、沢筋コースと尾根コースに分かれていました。
地図を見ると、尾根コースは破線になっていて難易度が高そうです。
登山初心者のあおいは、沢筋コースを行くことに。
木漏れ日が気持ちよく、涼しげな山道を歩くあおい。
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
全然人がいません。山道にはあおい一人です。
一人で登山をすると、自分でコースを選び、自分のペースで歩くことができる。
なんでも自分で決められる。全部自分の思い通り。
この山すべてが自分のものになったよう…。
あおいは一人登山の解放感にすっかりはまってしまいました。
♪ほしが~ふる あのコ~ル~ とあおいは鼻歌交じりです。
『岳人の唄』
うきうき歩いていると、不穏な蜘蛛の巣にひっかかりそうになってしまいました。
ここから雲行きがあやしくなってくる…。
何といっても荷物が重い!
もう鼻歌なんて歌っている場合じゃありません。
道があっているのかどうかすら不安になります。
整備されていない、けもの道みたいなところまで出てくる始末。
軍手をはいて、倒木を乗り越えます。
登山靴のおかげで足は調子がいいですが、
とにかくザックが重い!
とにかく 重 い !!!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
息は切れ切れ、それでもなんとか休憩スポットにたどり着きました。
あまりのしんどさにへこたれるあおい。
こんなに疲れちゃ、登山なんか楽しめません。
大高山に行くのは諦めて、帰ろうかな…なんて考えてしまいます。
すると、向こうから人影が…。
♪会いたい~ あな~たに~
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
しなやか~な~ あな~たに~
疲れ果ててベンチに横たわるあおい。
こんな人のいない山道で歌が聞こえるなんて、ひょっとして幻聴???
よく見たら、ここなでした!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
あおいがベンチに横たわっていたので、ここなはびっくり。
「ちょっと休憩していただけだから…」と誤魔化します。
「てっきり行き倒れているのかと思いました~」とほほ笑むここな。
あおいはギクッ。
ここなは、カモシカを探しに天覚山にやってきたんだそうです。
しかも、尾根コースを通ってきたのです!
だから、あおいと会わなかったんですね~。
上級者向けコースを歩いても、余裕しゃくしゃくのここな。
「このあとどうするんですか~」と聞かれて、まさか帰るなんて言えません。
成り行きで、大高山までここなと一緒に行くことになりました。
ここなにペットボトルを持ってもらうあおい。
ここなって、優しいっ!
道中、あおいはここなに天覚山でばててしまったことを正直に話します。
だけど、ここなは馬鹿にしたりしません。
むしろ「限界がわかったんだし、よかったじゃないですか~」と言います。
そして、トレーニングでその限界を超えていけばいい!と力強いお言葉。
ほんわかしていて、まだ中学生のここなだけど、
メンバーの中で一番のしっかり者ですね!
新しい登山靴に気づくここな。すかさず「素敵ですね~」と褒めています。
ちなみにここなの靴はお母さんからの誕生日プレゼントだそうです。
お目当てのかもしかにも出会えました。
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
しかも親子!
最初は一人での登山に魅了されていたあおい。
しかし、ここなと合流したことで、誰かと一緒に登山する楽しみにも気づきます。
いつだって、おひとり様が好きなあおい。
登山を通して、人と一緒に何かをする楽しさに目覚めます。
無事山頂についた二人。
あおいは持ってきたお弁当を広げます。
ちょうど二人分あるので、ここなと半分こ!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
山登りのおにぎり、おいしそうです~。
予定ではここまでだったけれど、
ここなと一緒にもう少し歩くことにしたあおい。
ここなによると、すぐそばに良いところがあるんだとか。
予定を変更して、その場所に行ってみると…
立派な杉の木!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
さらに、カラフルな仁王像や…
子の権現天龍寺(ねのごんげんてんりゅうじ)というお寺もありました。
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
天台宗特別寺 子ノ権現天龍寺
そのお寺には、こんなものが…。
おっきなわらじ!!!
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
子の権現は、足腰守護の神様を祀っているんだそうです。
「魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん!」を寺の縁起を暗唱するここな(何者なんだ)。
要するに、ここでお祈りすると足のケガから守ってくれるということです。
そういった謂れもあって、ここなはここにあおいと来たかったのです。
来年、ケガすることなく、あおいが富士山を目指せるようにという、ここなの願いだったんです。
あおいはここなの応援を受けて、
富士山のてっぺんまで登れるようにとお祈りしたのでした。
途中、しんどくて帰ろうかと思ったけれど、
山頂まで来たら疲れも忘れてしまいます。
辛かったけれど、何とかたくさん歩けた…。
そのことが、あおいの自信につながったのでした。
ところで、最初に出てきた看板、覚えてますか???
「ユガテ」って結局何だったんだろ???と思い出すあおいでした。
(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会
ユガテ(湯ヶ手)
「ユガテ」っていう地名だったんですね~。
北海道だとカタカナの地名はたまにあるんですが(ニセコ、トマムなど)、
内地でカタカナの地名って珍しいですよね。
こういった後を引くエンディングっていうのは、
ネット社会が発達したからこその構成ですね。
気になる人はすぐに調べられますもんね。
一昔前だったら、「後味の悪いヘンなエンディング」にしかならない。
時代は変わったなぁ~。
あおいは、おひとり様を楽しむことができます。
私は、それは孤独ではなく強さだと思っています。
何だったら、スキルと言ってもいい。
一人で楽しめるスキル。
それを持っているのがあおいの強み。
けれど、人と一緒に何かする楽しさや喜びも理解できるんです。
根っからの人嫌いというわけではない。
だからこそ、あおいのおひとり様スキルは強みになるんじゃないかな~と思います。
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