ごきげんよう、えぞしまです。


渋谷Bunkamuraのブックショップナディッフモダンに行ったところ、くまのパディントン展を開催していた関係で、イギリス関連書籍がずらり。
そこで購入したのがこちらです。

内容紹介

イギリス料理は「まずい」といわれる。しかし、それぞれの料理の背景にある人々の生活を丹念に追っていけば、食べ物にもイギリス人にも愛着が沸いてきて、「おいしく」なってくる。イギリスブームの先駆けとなった、文学博士リンボウ(林望)先生の話題のデビュー作。 
アフタヌーン・ティーを飲むと、イギリス文化が見えてくる。フィッシュ・アンド・チップスはオシャレなのか。―不評極まるイギリス料理なれど、イギリス文化を会得すれば、これまた実に美味なるものなり。リンボウ先生のご説、ご覧あれ。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作に、文庫本のためのオマケ「もっと簡単に、もっとおいしく もうひとつのスコンの作り方秘伝」がついて、読めばイギリスもイギリス料理も大好きになれる一冊。

内容(「BOOK」データベースより)

アフタヌーン・ティーを飲むと、イギリス文化が見えてくる。フィッシュ・アンド・チップスはオシャレなのか。―不評極まるイギリス料理なれど、イギリス文化を会得すれば、これまた実に美味なるものなり。リンボウ先生のご説、ご覧あれ。日本エッセイスト・クラブ賞受賞の話題作、「新レセピ」のオマケが付いて文庫版登場。



とにかく、料理がマズイことで有名なイギリス。
料理がマズイ国ランキングはもはや殿堂入り。なんだったら1位から10位までイギリスが占めてるかも?というくらい評判が悪いです。


本書でも、野菜をグダグダになるまで茹でたり、魚をわざわざ茹でてから焼いたり、とにかく謎すぎる調理方法について触れています。

茹でて、そのスープを何かに使うのかと思いきや捨てちゃう、なんてね。
とにかく雑で不器用な人たちなんです。


しかし、料理の不味さだけ見ていると見えてこないことがあります。
たしかにイギリス人は料理の仕方は雑。だけど、食卓の整備はものすごく上手いんです。

テーブルクロスを敷き、花を飾り、食器を並べて、キャンドルを灯し……。
そう、食べることそのものではなく、一緒に食べること、食事中の雰囲気を何よりも大事にしているんです。

食事中に料理の感想を言わず、「全然興味ないです」みたいな感じでふるまう。
それは、「あなたとの会話に集中していますよ」ということなんです。

確かに、目の前に人がいるのにお料理に夢中じゃ変ですよね。
食事中にスマホいじってるみたいな。


そう考えると、イギリスのなんの変哲もない素朴な料理が、妙に愛おしくなります。




スコーンのレシピがついてますので、ぜひ作ってみてそれをつまみながら、ミルクティーと一緒に楽しんでほしい本です。