ごきげんよう、えぞしまです。


また面白い映画を観てしまった。
今年は、映画館で観た映画は当たりばかりでちょっとコワイ。


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公式サイト



ピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)とその同僚たちは、生き延びるために超絶合法ドラッグの製造に精魂を傾けた結果、犯罪者となった。ところが今度は警察が彼らを必要とする。パオラ・コレッティ警部(グレタ・スカラーノ)は服役中のズィンニに、グループのメンバーをもう一度集めて、スマートドラッグの蔓延を防ぐためのミッションを依頼する。彼らの犯罪歴抹消と引き換えに。

ズィンニの呼びかけで例の7人のドラッグ製造連中が再結集。新たなミッションを遂行するには、近年の頭脳流出によって国外へ出ていた研究者の多くを、イタリアへ呼び戻さねばならない。ズィンニはコレッティ警部と共に海外に潜む優秀な研究者たちのリクルートへと向かう。そして10人の新たなチームが結成された。

次々にミッションをこなしていくズィンニたち、しかし大物“ソポックス”にだけはたどり着けなかった。“ソポックス”に必要な成分がピルから抽出できることに気づいたズィンニは、大量のピルが狙われると踏んでピルを追跡する。ピル強奪に新たな敵(ルイジ・ロ・カーショ)が現れた。果たしてズィンニは釈放され、妻(ヴァレリア・ソラリーノ)と生まれたばかりの子どもが待つ病院に駆けつけることができるのか……



一言でいうと、
前科&博士号持ち×オーシャンズ11です。

みなそれぞれ得意なことがあって、それで力を合わせる系です。

とにかく全員クセが強い!
協力するといっても、一筋縄ではいきません。
常にやいのやいの、イタリア語のスピード感、リズム感のあるあの調子で大騒ぎ。




メンバーは、

  • 神経生物学者(リーダー。一番常識的かもしれない)
  • 古典考古学者(道路や地域の詳細な歴史的知識を持つ。特殊なワゴン車も調達)
  • 計算化学者(化学に関する知識を持つ。中華料理が好き)
  • 動学マクロ経済学者(この分野におけるイタリア随一のエキスパート。資金調達ならお手の物)
  • 解釈論的記号学者(流暢なラテン語を話せる。サンスクリット語や古代ギリシャ語も詳しい)
  • ラテン碑銘学者(ラテン語はもちろん、今は使われていないインド=ヨーロッパ語まで精通。軍事行動役)
  • 文化人類学者(概念的カモフラージュの専門家。変装なら彼におまかせ)
  • メカトロニクスエンジニア(大学を首席で卒業。あらゆる軍事的メカを発明)
  • 理論解剖学者(人体を誰よりも知り尽くす。相手の急所を解剖学で突く武闘派)
  • 教会法学者(彼は唯一前科がない。グループの法的問題を解決するため、裏でみんなをサポート。書類は神の名において、教会風にキメる)



なんて濃いメンバーなんだ。
一見、どうやって協力しあうのかわからないもんな。


一応前作があり、これは2作目にあたるのですが、前作を見ていなくても楽しめます。
えぞしまはあまり映画館で泣いたり笑ったりしないのですが、ギャグが軽快すぎて笑えてしまいました笑


それにしても、イタリアも日本と同じく学者の地位が低いのね〜。
予算を削られて外国に流出した人もいるし、皿洗いや給油係のような単純作業に就いている人もいます。
けれど、みんなで集まればこんなに楽しいことができてしまうのね、と思います。
例え、みんな勝手でまとまらなくて、ずっとわちゃわちゃしててもね。




ちなみに、続編もあるようです。
(というか、もともと3部作らしい。)
なので、伏線を残したまま次へ続きます。
イタリア映画祭2018に参加された方は、すでにご覧になっているみたいです。
公開が楽しみすぎる…。